残り1か月で2024年度のJリーグが開幕します!
今季は、多くの選手がチームを去り、多くの選手がチームに加入し、
日本代表の心臓とまで言われた長年ガンバの7番を背負ってきた選手がコーチとして
帰ってきました。
2024/01/22時点の移籍情報を振り返りましょう。
OUT 15人
・DF 高尾瑠選手 (➡北海道コンサドーレ札幌:完全移籍)
・DF 佐藤瑶大選手 (➡浦和レッズ:完全移籍)
・DF 柳澤亘選手 (➡徳島ヴォルティス:完全移籍)
・DF クォン・ギョンウォン選手 (➡未定)
・MF 奥野耕平選手 (➡湘南ベルマーレ:完全移籍)
・MF 山本悠樹選手 (➡川崎フロンターレ:完全移籍)
・FW 高橋隆大選手 (➡ギラヴァンツ北九州:期限付き移籍)
・FW 鈴木武蔵選手 (➡北海道コンサドーレ札幌:期限付き移籍)
・FW 塚元大選手 (➡ツエーゲン金沢:完全移籍)
IN 13人
・GK 一森純選手 (横浜F・マリノス:復帰)
・GK 張奥林選手 (ガンバ大阪ユース:昇格)
・DF 坂圭祐選手 (大分トリニータ:完全移籍)
・DF 中野伸哉選手 (サガン鳥栖:完全移籍)
・DF 中谷進ノ介選手 (名古屋グランパス:
・DF 今野息吹選手 (法政大学:加入)
・MF 鈴木徳真選手 (セレッソ大阪:完全移籍)
・MF 岸本武流選手 (清水エスパルス:完全移籍)
・MF 美藤倫選手 (関西学院大学:加入)
・FW 坂本一彩選手 (ファジアーノ岡山:復帰)
・FW 山下諒也選手 (横浜FC:完全移籍)
今回、放出した選手の中でなかでも驚きだったのは山本悠樹選手の移籍でしょう。
前シーズンはチームの中心人物として中盤を支えていたため、ガンバにとっては
大きな痛手。ポヤトス監督のもと、ポゼッションをメインに行うサッカーにとって中盤の支配は必須であり、例年ガンバは中盤のパサーが中心となり、攻撃的サッカーを
支えられてたため、この数年は、特に苦しんでおり、チームとして方向性を変えてくるのか、ポゼッションにこだわり貫くのかシーズンが始まってみなければわからないので楽しみだ。
逆に、一森純の復帰はガンバにとってうれしいことだろう。去年は異例のシーズン
途中での横浜Fマリノスへの移籍でチームを支え、チームを2位にした守護神である。
PKのセーブやセービング能力に長けており、守備があまり評価がよろしくない、
ガンバにとって安心できる守護神であり、東口順昭選手とポジション争いが
期待される。
ほかにも、J1でのレギュラークラスであったり、復帰や大学・ユースからの
加入など、例年にはない移籍の動きがあり、長年、ガンバを支えてきた「心臓」だったヤットさんがコーチとして戻ってきた。チームとしての課題である、ビルドアップを
改善・進化させていってほしいことをコーチ1年目だが、期待してしまうのは自分だけだろうか。
また、今季の移籍で「大阪」のクラブ同士の移籍があったことは特にビックリで
あった。これまで、播戸竜二元選手や倉田秋選手(ローン)などガンバ大阪からは
あったが、セレッソ大阪からの移籍は前例になく、大阪ダービーの際、どのような反応がみられるか楽しみである。
去年は、連敗から連勝また連敗を繰り返し、何とか残留することができ、監督の交代がなくおえることができた。近年では、監督交代を繰り返していたことでチームとしてのサッカーがあまり良くない傾向があった。そのため、今季は上位進出をクラブ目標として掲げているが、優勝争いができるくらい激しく、見ていてワクワクするようなサッカーをしてくれることを期待する。