8/12 明治安田生命J1リーグ 第23節 横浜FM vs G大阪 (日産スタジアム)
- 試合前情報
- 試合前コメント
- スターティングイレブン
- 前半コメント
- 後半コメント
- 総括
1.試合前情報
互いにオフシーズンに
マリノスは、藤田譲瑠チマ選手(7/27 →シント=トロイデンVV)
マルコス ジュニオール選手(8/11 →サンフレッチェ広島)が移籍。
一方、
ガンバ大阪は、谷晃成選手(8/1 →FCVデンデルEH)が移籍。
互いにシーズン前から期待が大きかった選手が抜け、後半戦に挑む
2.試合前コメント
前日にあげれなかったので・・・
マリノスは、前節に浦和に引き分け、7月2日の湘南戦から勝ち星を挙げれていない状況。ヴィッセル神戸に得失点差で2位にいるため、勝ちが絶対条件。そんななかホームで好調ガンバ大阪を迎え撃つ。
ガンバ大阪は、前節川崎を劇的勝利で終え、5月28日の新潟戦から8試合負けなし。最後に負けたのが今節敵地で迎えるマリノス。雪辱を果たすことができるのか。また、上位陣と差を縮めることができるのか。
GK 21飯倉大樹
MF 6渡辺皓太(80分水沼) 8喜田拓也 30西村拓真(69分山根)
FW 7エウベル 11アンデルソン ロペス(80分井上) 20ヤン マテウス(69分宮市)
ベンチ:オビ パウエル オビンナ、上島、山根、植中、井上、水沼、宮市
GK 1東口順昭
DF 24黒川圭介 20クォン ギョンウォン 5三浦弦太(26分佐藤) 2福岡将太
MF 18ネタ ラヴィ(80分鈴木) 29山本悠樹 23ダワン
FW 8食野亮太郎(67分宇佐美) 11イッサム ジェバリ 47ファン アラーノ
ベンチ:石川、藤春、佐藤、石毛、宇佐美、鈴木、山見
4.前半コメント
先に良い入りをしたのはガンバ。3分にジェバリ→山本→食野→ダワン。少ないタッチ、人数で攻撃で飯倉のセーブ。マリノスも、前半8分、松原→アンデルソン ロペス。攻撃主体の両チームが序盤から良い形を演出する。11分、18分にもマリノスの決定機。シーズン序盤から起きている自陣でのパスミス。治っている傾向はあるが、完璧にはもう少し時間かかるのか。
33分、マリノス先制:喜田選手の位置。寄せに行きにくいネタ・ラヴィのわきで受けシュート。ポストに跳ね返り、ヤン・マテウス。シーズン4得点目。
39分。山本と黒川のワンツーからフリーのファン アラーノ。フリーだったので決めてほしかったシーンではあった。
43分、ガンバ同点:ダワン→黒川→山本→食野。黒川から山本へのスルーパス。あのエリアに収めることができたことで良いテンポでゴールをこじ開けることができた、食野選手はシーズン2ゴール目。後半終了間際の食野選手のシュート。FWなら決めてほしかった。振り向くまでは完璧。即座に打つことができれば、GKは反応するまでもなく、コースが開いていたのではと思う。結果論でしかないが...。
5.後半コメント
後半開始早々からマリノスの攻め。全体的にラインを下げさせられたため、バイタルが開いてロングシュートを打つことができていた。47分。マリノス、PK獲得。佐藤選手は不用意に手を出してしまったが、後ろに空いたスペースがあったので仕方がない部分が多い。
49分:東口がPKストップ...だが、両足がラインから離れていたため、やり直しに。その後、アンデルソン ロペスが決めた。
この後、ガンバ選手の抗議。PKの際、結構選手が入ってる。東口選手が止めてもやり直しになるくらい出ていたが、これは、選手、監督が抗議して当然ではある。
64分:エウベル選手の退場。1枚目もそうだが、傷つける意図はないが、不用意になってしまった結果。
73分:宇佐美→ダワン→ジェバリ? 完全に入れ替わっていてボールは少し離れているからファールなし?でも、引っ張って届いていないように見えるよな?審判だけで判断できる事象なんですか?というのが個人的感想。この試合で少し目立つファールはイエローの対象なイメージ。だが、肝心なところで見ていない。なぜ?と思う部分が多くのファンにあったと思う。
6.総括
まず、ガンバ側から見ると、前回対戦した5月と本当に同じチームの対戦かなと。どうしても新監督になるとうまいこといかないことの方が多いが、この3か月間で化けたのがわかる試合だったのではないかと思う。この試合で点になったが、黒川、山本のホットラインがシーズンが進むごとに進化している。また、ネタ ラヴィはいつ見ても、冷静でとられない。安心して観れる選手は、この先長く観ていたい。
後半のコメントでも残したが、だれもが抗議するのは、審判が聞く耳を持つべき問題。近年、Jリーグの審判の質が下がったと言われているのは、こういった事象の改善しないことが原因である。審判も人間であり、間違えは当然。だが、VARの介入で解決できる問題はなくしていってほしい。
1試合を通して、マリノス選手は、ボールロスト後のプレスが早い印象。8月の暑いコンディション。64分以降の10人になっても落ちない運動量は感嘆した。今季、ガンバ戦では2戦連続退場者を出しているが、少ない状況で失点をしない、DFラインの統制は今後も維持し、シーズン後半戦も期待したい。
ガンバ大阪は、8試合負けなしの記録で途絶えたが、日々ゴールへの可能性、安定性などがよくなっている傾向があるので、継続して行ってほしいし、優勝争いをしているチームにポジティブな要素が多い試合ができたからこその改善点などが見つかったと思うのでこれからも期待したい。