syouta0406の日記

サッカー好きな大学生

勝ちってなんだろう?!

最近、卒論のテーマで「勝利至上主義」について考えています。

僕は、もう22歳なのであまりスポーツを「する」立場ではないです。しかし、10年前は「する」立場であった時、なんでコーチはここまで勝ちにこだわるのかわからなかった。勝ったから、ゲームのようにアイテムが出るわけがない。勝ったからと言ってすべてを得られるわけがない。でも、「勝ち」にこだわる。なぜだろうと思っていた。

今になってもわからない。あの当時、コーチに正直、戦術面などあまり詳しく教わった記憶がない。SB(サイドバック)をしていたので常に詰む可能性を秘めていて、味方の動き出しを考えながらプレーをしていた。詰んだ時、誰も助けてくれなかった。そのワンプレーで負けた時、誰もがあいつのせいで負けたと言われた。正直、あの当時、100か0と思っていた。「失敗は成長につながる第一歩」と言いますが、その当時は失敗は全責任を追及されるものだと感じていた。卒論の口頭試問で弱者の気持ちから立ったことがあるだからこそ感じる点だが、果たして評価されるのであろうか。とても心配だなと思う。

日本のスポーツ界を強くと視点では、これはマイナス評価だろう。しかし、私の意見として、少子高齢化が進むこの日本社会において、ただでさえ笹川スポーツ財団の調査でスポーツクラブ加入率が下がっている状況と子供たちのスポーツに対するニーズを考えると必要な考え方なのかなと思っている。今後、私のように、きっかけが友達がサッカーをしているのが楽しそうだったからといった動機でサッカーを始めた人が楽しくないから辞めるだったり、自分が本気で好きで始めたことが嫌いになってしまうことはなってほしくない。

たまたま、私の周りに助けていただいた先輩やコーチなど、きっかけがあったがスポーツをやめるといった選択肢をとる人もいる。自分の人生経験から論文を書こうと思ったことがきっかけがきっかけなので理解してもらえないのが余計不安になってしまう。前途多難だな~